科目概要
どんなに良い事業アイデアでもビジネスモデル=儲けの仕組みが構築されていなければ、収益性や持続性のある事業開発はできません。本科目では、ビジネスモデルキャンバスなどのフレームを用いながら、事業アイデアをマネタイズ(誰から、どのような名目で、いくら取るか)できる仕組みを考えます。
最終回では、グループでビジネスモデルをプレゼンし、講師を含むクラス全体でブラッシュアップのための議論を行います。
得られる効果
事業アイデアをビジネスモデルに落としこむスキルを身につける。事業特性に適した収益の獲得方法をデザインできるようになる。
マネタイズ(収益化)に対する理解を深める。
受講をお勧めする方
現在、新規事業開発に従事している方近い将来、新規事業開発に携わる可能性がある方
新規事業開発をサポートする部門に属する方
講座詳細
第1回
ビジネスモデル
カバーする内容
- 利益を生み出す基本モデル
- ビジネスモデルの構築
- ビジネスモデルキャンバス
映像講義視聴
- ビジネスモデルとは(約30分)
第2回
バリューチェーンの構築
カバーする内容
- 業界のエコシステムの把握
- オペレーションの設計
- マーケティングの設計
- デコンストラクション
映像講義視聴
- バリューチェーンの構築(約40分)
第3回
マネタイズとキャッシュフローモデル
カバーする内容
- プライシングにおける3つのアプローチ
- マネタイズモデルを考えるポイント
- キャッシュフロー検討のポイント
映像講義視聴
- マネタイズとキャッシュフローモデル(約40分)
講師メッセージ
新しい事業を成立させるポイントが「ビジネスモデル」です。儲かる仕組みを組み込むことはもちろん、一見難しそうな事業アイデアを実現させたり、参入障壁を築いたりするためのさまざまな工夫や考え方が必要になります。
この科目では、どうすれば思いついたアイデアを儲かるビジネスに組み上げることができるのか、それを組織内外に展開して巻き込んでいくにはどうすればよいのかなど、各プロセスとそこでのポイントについて、豊富な事例をもとに体系的に解説します。
受講者の声
・反転授業の映像内容を忘れていることが多々ありましたが、先生の誘導や質疑応答がよかったので、いつの間にかディスカッションに引き込まれて、多くを学ぶことが出来ました。
・自由な発想で新事業のチーム提案をしたこと、他チームの提案を聞けたことが刺激になった。グループワークだったので、分からなかったところをクラスメンバーから解説してもらえた。